学校

アラバマ州南東部に位置する Dale County Schools では、生涯教育に力を入れています。デール郡教育委員会が管轄するこの学区には、幼稚園、小学校、中学校、高校があり、3,000人の生徒が学んでいます。

技術ディレクターの Juan Cepero 氏は、20 年以上にわたってデール郡の IT とセキュリティを管理してきました。同氏は次のように述べています。「デール郡の住人はみな家族のようなものです。私たちの学校システムの中では、多くの保護者が教師、ファシリテーター、管理者サポート、バス運転手などとして働いています。そのため、私たちの仕事は特別なこだわりのあるものとなっています。」

課題

学校区のネットワークの安全性を確保し、デバイスに定期的にパッチを適用することは、同氏にとってセキュリティ上の最優先事項となっています。技術スペシャリストの Wesley Bradshaw 氏と協力して、Cepero 氏は中央オフィスにある 20 台の仮想サーバー、7 つの学校の各 1 台のサーバー、さらに、5,500 台以上のスマートフォン、ノート パソコン、およびその他の接続デバイスをサポートしています。

Cepero 氏は、ユーザー教育も非常に重要だと述べています。「フィッシング詐欺の手口はますます巧妙になっており、これに対抗するには、ユーザーの行動がサイバーセキュリティ上の深刻な問題につながりかねないという点を理解してもらう必要があります。本物っぽいリンクは、簡単にクリックしてしまいがちですが、ユーザーはその危険性を理解する必要があります。ウイルスやマルウェアがネットワークに侵入し、個人情報や日常業務を危険にさらすといったリスクは絶対に避けたいものです。」

ソリューション

同氏は、2015 年から無料版のアバスト アンチウイルスを利用しています。2018 年には、追加の保護機能を提供し、コストを管理しやすい状態で保ちながら、導入しやすいウイルス対策ソリューションの検討を開始しました。そこで選ばれたのが、Sophos や Faronics ではなく、アバスト ビジネス マネージド アンチウイルスおよびクラウド管理コンソールでした。同氏は次のように語っています。「コストと機能の範囲を比較した結果、アバスト ビジネス アンチウイルス がベストな選択だと分かりました。3 年間のサブスクリプションにより素晴らしい価格で導入できました」

迅速に導入できるという点ももう 1 つのメリットでした。「管理コンソールの MSI インストーラを使用すると、100 台以上のコンピュータにアバスト ビジネス アンチウイルス を素早くロードすることができました。」

13 種類以上のアンチウイルス機能が用意されていますが、これまでに、スマートスキャン、ファイアウォール、Wi-Fi インスペクター、レスキュー ディスクを試し、脅威の通知や詳細な脅威データを評価しています。

コンソールを通じた新機能も試してみました。同氏は次のように語っています。「同時進行でタスクを実行したり、スキャンのスケジュールを立てたり、アラートを設定したりすることができます。フルスキャンを実行すると、特定のファイルに対してスキャンが実行できなかったことで、コンピュータに問題があるかもしれないということが分かります。PC がウイルス感染した場合にレスキュー ディスク機能を使えるのも便利ですが、新しいアバスト ビジネス アンチウイルスの導入以降、ウイルスやマルウェアの問題は発生していません。」

また、同氏は、新しいアバスト ビジネス パッチ管理サービスのベータ テストにも参加しています。このサービスはまもなくコンソールで利用できるようになる予定です。パッチの更新管理は、特に Windows の場合、サーバーとユーザー グループごとに 30 分程かかる場合もあります。コンソールの パッチ管理画面では、利用可能なすべてのソフトウェア アップデートがドロップ ダウンで表示されるようになっています。数回のクリックで簡単にパッチをスケジューリングして展開し、確認を受信することができます。これにより、パッチが正常に完了していることを確認し、リスクを排除できます。」